第5分科会
自由討議
■会場 京都会館第1会議室
ここ数年、急速に部落問題について語ることや語る場がなくなってきています。その 理由のひとつが2002年3月末の特別措置法打ち切りであることは明らかです。法期限後の有り様は、何かにつけ潮が引いて跡形も残らない浜辺の様子と似ています。では現在の部落はどんな状況かといえば、周辺地域と比較してハード・ソフト両面で差別は解消されたという声もあるが、一方でまだ部落差別は起こっているし、むしろネット上では差別の内在化が進行しているといえます。私たちが願い、めざしてきた「差別のない社会」の実現のため、これまで関わってきたことが本当に正しかったのか、自ら検証しなければならないと感じています。この分科会は、自分たちの言葉で検証し、語る「場」です。
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