第五分科会 これからの同和保育を考える
部落解放をめざす保育所・地域・家庭の役割
、保育所と小学校との連携
会場 京都会館会議場
同和保育は,同和地区の保護者の就労保障と児童の就学前教育の位置付けから始まりました。保育所では,一人ひとりを大切にする保育を進めるとともに,子ども同士の交流や家庭・地域の子育て力を高めるため,周辺入所や地域子育て支援ステーション事業,多機能保育事業などに取り組み,さらに,いのちと人権をはぐくむ子育て支援の拠点をめざして,地域子育て支援拡充事業を展開しています。
この第5分科会では,2000年の第31回集会から,子どもの育ちにとって何が大事かを視点に,保育所,学校,保護者,地域の連携や関わりについて討議を重ねてきました。
今回の分科会では,一人ひとりの子どもたちの育ちについての共通認識が求められる保育所と小学校の連携に焦点を当てて,その目的や内容,具体的な実践報告,今後の課題などをテーマに討議を行いたいと思います。
同和保育所が培ってきた人権を大切にする保育を普遍化するとともに,地域の子育て支援の推進と部落問題の解決を図るための議論の場としていきたいと考えていますので,会場の皆様からも多くのご参加,ご意見をお願いします。
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