第四分科会 だれもが、安心して住み続けられる、まちづくり
地区施設を活用した学区ネットワークづくりと地域福祉の充実を目指して
会場 みやこめっせ大会議室
いまや4人に1人が高齢者という超高齢社会に入り、行政をはじめ社協等の各種団体では様々な取り組みが活発に展開されています。しかし、独居高齢者や病弱高齢者、障害児・者を抱えている世帯では、毎日の生活が大変な状況で、加えて老人の孤独死等は日々の新聞紙面などに欠くことのない大きな社会問題になっています。この第四分科会では、こうした高齢問題や障害者問題等を福祉と人権の視点から見つめ、各地区のまちづくり計画に活かしていこうと、第31回、第32回、第33回の3回にわたって運営を行ってきました。
今回の運営では、各地区・地域で行われている交流事業やNPO法人による活動実践から発生している諸課題を掘り下げ、これから取り組む計画のある団体や地区などへの起爆剤になればと願っています。とりわけ各地区に整備されているコミセン・福祉センター・体育館・学習施設・浴場・児童館・保育所などの地区施設の活用と地区のマンパワーを、学区の人々とボランティア等による創意工夫した活動によって合体させれば、大きな力になります。地区内外の高齢者や障害のある人
が安心して住み続けられる地域を目指して、市内にある約220学区での「○○学区保健・医療・福祉ネットワーク構想」の具現化を、参加者の皆さんと共に考えていきたいと思います。
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