第三分科会
新たなまちづくりの創造
人とひとが支え合う「まちづくり」をめざして
会場 水道会館
まちづくりでめざす「より住み良いまち」とは、子どもからお年寄りまでのあらゆる世代の人たちが、安心して気持ちよく暮らせ、充実して生き生きとした生活ができるまちであると考えます。
まちづくりでは、行政主導から市民主導へ、ハードだけではないソフトも含めた総合的なまちづくり、個性的で主体性のあるまち、一人ひとりが尊重されて生活できるまち、およびまちづくりの仕組みと、それを担う人づくりへの視点が必要です。つまり、ひとが主役のまちづくりを進めることが重要と考えます。
まちの恩恵を受けるのも、まちに被害をこうむるのも「ひと」です。施設建設によるまちづくりも大切ですが、施設はやがて老巧化し消え去っていくことになります。人とひとが支え合い、まちを愛する心を持って継続的にまちづくりが行われてこそ、まちがまちとして機能し続けることができ、住み続けられるまちが実現できるのではないでしょうか。これらのことを踏まえつつ、今、部落の中で起こっていること、京都市の各地域で起こっていること、地域事情に違いがある中でそれぞれの課題に対して取り組まれていることなどを見ながら、部落の内外を問わず、これからのまちづくりにとって本当に必要なものは何かを、ワークショップなどを通して、参加者の皆さんと考えていきたいと思っています。
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