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 ごあいさつ

                   

56回人権交流京都市研究集会

                         実行委員長 川島 浩明

 

 それぞれの地域・職場・家庭におきまして、部落問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決に向けて、積極的に活動されていることに敬意を表し、ごあいさつを申し上げます。

  今年も、第56回人権交流京都市研究集会を開催する運びとなりました。これもひとえに、各方面からのご支援・ご協力のおかげであると心から感謝申し上げます。

 1970年に第1回部落解放京都市研究集会として発足した本集会は、2008年の第39回大会からその名称を人権交流京都市研究集会へと変更し、より広く人権について、共に考える市民集会として充実発展してきました。

 「人権について考えることは、自分自身と向き合うこと」自分さえよければ、自分さえ傷つかなければ、そんな思いだけではキラキラと輝いた人生を歩むことはできません。でも、そうした思いもまた本当の自分です。人生の営みは、そうした思いをどれだけ小さくしていけるかということではないでしょうか。そのためには、人とつながることが大切です。こんなこと言ったらどう思われるだろうか、そんなことも知らないのかと思われやしないか、そんな不安から今日も黙ってしまいます。そんな繰り返しでは、豊かな人生とは言えません。本研究集会は、人間が尊敬と信頼でつながり合うために、いろいろな立場で、差別のない社会を共に築いていこうとする者同士が集い語り合います。

 「めざそう!共生・協働の社会創造」本集会のスローガンの実現に向けて、それぞれの立場で活発な議論をしていただき、どこかすっきりした気持ちで明日に向かう機会となればと願います。どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、第56回人権交流京都市研究集会実行委員会を代表してのごあいさつとさせていただきます。