「同和」対策に関わる「特別法」が失効して8年が経とうとする現在、差別に対し「素手」
で立ち向かった水平社宣言の精神を改めて、どのように受け継ぐべきなのかを考えま
す。一方で、2008年、「アイヌ民族を日本の先住民族として認めること求める決
議が国会両院で可決されるまで、その存在そのものを国から否定されてきた先
住民アイヌ。特に首都圏では法的、政策的支援が皆無の状況でバラバラに存在
しつつも、どのように自らの誇りを取り戻し、運動を築いていったのか。全体
集会「映画TOKYOアイヌ」に出演の浦川さんにも参加してもらい、差別に
抗する運動の根本的在り方を考えていきたいと思います。
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