第41回人権交流京都市研究集会
実
行 委 員 長 古森 義和
「第41回人権交流京都市研究集会」にご参加された皆様方におかれましては、日頃より,部落問題をはじめ,人権に関わるあらゆる問題の解決に向けて,それぞれの地域や職場においてご尽力され,さらには子供たちの健全な育みに学校やご家庭で大切な責務を担われておられることに対し,心から敬意を表し,連帯のご挨拶を申し上げます。
まずは、今年も本研究集会が開催できることに対しまして、心よりお礼申し上げます。
1970年2月、第1回の研究集会が「部落問題をみんなのものに」というスローガンで開催されました。以降40回にわたり国民的課題と謳われた部落差別の解消をはじめ,あらゆる人権問題の解決を目指す市民集会として継続してきております。第39回の研究集会から名称を「人権交流京都市研究集会」と一部変更して開催しておりますが、部落問題を基軸にしたあらゆる人権問題の解決を願い行動する集会として何ら変わるものではありません。
40回を数える歴史の中で,「人権に関わるあらゆる問題の解決」と,「人権尊重のまちづくり」を目指す市民集会へと大きく発展して参りました。
第41回を迎えた今研究集会では,これまでの成果と実績を受け継ぎながら,より幅広く,さまざまな人権課題に取り組む人々との交流・相互理解・連帯を深め,共生・協働の社会創造をめざす市民集会として,さらに発展させたいと願っております。
厳しい現実を直視した取組をもとに,私たちの新たに目指す方向や具体策が明らかになることを期待し,活発な討議を繰り広げて頂き,より大きな成果が得られますようお願い申し上げます。
以上,第41回人権交流京都市研究集会実行委員会を代表してのご挨拶といたします。
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