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ごあいさつ
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第57回人権交流京都市研究集会
実行委員長 稲垣 知裕
今年も、第57回人権交流京都市研究集会を開催する運びとなりました。ご参加いただく皆様におかれましては、日頃より、部落問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決に向けて、積極的に活動されていること、また人権尊重の社会の担い手である子どもたちの健全な育成に学校や家庭・地域において大きな責務を果たされておられることに、心より敬意を表します。
さて、1970年に第1回部落解放京都市研究集会として発足した本集会は、2008年の第39回大会からその名称を人権交流京都市研究集会へと変更しながら、部落問題をはじめあらゆる人権問題の解決を目的に、より広く人権についてともに考える市民集会として充実発展してきました。
しかしながら、今現在も社会全体において様々な差別問題が根深く残っています。部落問題、外国にルーツのある人に関する問題、障がいのある人に関する問題、性の多様性の問題や高齢者の問題、児童虐待や貧困の問題、ヤングケアラーの問題、インターネットでの誹謗中傷の問題などにより、人としての尊厳が傷つけられ、社会から孤立させられてしまうという悲しい現実があります。一人一人の人権が大切にされる社会の実現を目指して、様々な人権問題について学び、向き合い、解決に向けて行動することが、今一層求められています。
本集会の本質は「交流」です。社会にある様々な立場の人たちが、その違いを正しく理解し、認め合ったうえで交流できた時に差別や偏見の意識の解消につながると信じています。本集会のスローガン「めざそう!共生・協働の社会創造」の実現に向けて、それぞれの立場で活発な議論をしていただきますことをお願い申し上げます。
以上、第57回人権交流京都市研究集会実行委員会を代表してのごあいさつとさせていただきます。
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