「同和奨学金」が果たした成果と役割を検証する!
部落問題の解決にとって、教育こそが職業選択の自由と、尊厳をもって人生を送るための鍵であるということを先人達は知り尽くしていました。京都市では国に先立ち1971年から「同和」奨学金制度を開始、2006年に全て終了しましたが、その後2009年になって返還請求がされることとなり、現在裁判が進行中です。なぜ、そのような事態になったのか。この春にも判決を控えた京都地裁の裁判と、大阪市における裁判闘争の展開をあわせながら、奨学金の果たした成果と役割を共に検証します。
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