35要項 あいさつ 1分科会 2分科会 3分科会 4分科会 5分科会 6分科会 7分科会 8分科会

第35回 第八分科会

第八分科会  「わたし自身と差別問題」

                       
自由な対話が成り立つ人々との交流の場を求めて


                                          会場 京都会館第一会議室

 この分科会では集約や方向性を出すことはしません。差別問題について素朴に話し合う「場」を持つことを第一に考えています。

 2002年3月末をもって特別措置の法律が終了し、潮が引くように部落問題の周辺にいた人たちも去っていった。こんな状況の中で、このような研究集会があるのも不思議なくらいだと感じています。法が切れて去る人は、おのずと限定されるでしょう。去るものは追わず、しかし、何故去っていったかを検証しなければなりません。そんな検証はしなくていい、単に仕事で関わった人だから、ただの仕事だと割り切っているんでしょうか。でも、部落問題や差別問題に関わって、何を感じて去っていったのでしょうか。問題の一つに、本当に自由な対話が成り立ってきたかを考えるべきでしょう。この研究集会にしても、仕事や義理で、または割り当てや動員で来られた人も多いのではないでしょうか。参加形態の有無は別にして、人と人の出会いを大事にして、半日の短い時間の中で、少しでも共有した思いを持つことが大事です。

 分科会のキーワードは、毎回同じでワンパターンの「わたし自身」です。まずは、「わたし自身」からはじめましょう。自分自身の声で言葉を語れる「場」を提供する分科会です。

 みなさんの参加をお待ちしております。

 

戻る